【脱毛サロンの倒産!】コロナで倒産!?長期・高額契約でも返金なし/リスク回避するには?

【脱毛サロンの倒産!】コロナで倒産!?長期・高額契約でも返金なし/リスク回避するには?

契約中の脱毛サロンが倒産したら返金はされる?

脱毛サロンの倒産

脱毛サロンが倒産しても返金はほぼ受けられない理由/破産しても税金や従業員への給料等の支払いが優先されるため返金されるケースはめったにない

脱毛サロンが倒産しても、返金を受けられるのは非常に稀なことです。
基本的に、会社が倒産した場合、顧客などへの補償よりも、従業員への給与の保証が優先されるので、顧客への返金は優先度が低いのです。
そして、従業員への補償が完了する頃には資金が底をつき、顧客への補償は不可能という場合がほとんどになります。
脱毛サロンと契約した際に、規約に倒産時の返金について保証されている旨が記載されている場合は別ですが、基本的に、脱毛サロンが倒産した場合は返金されないと考えておいた方がいいでしょう。

クレジット払いで施術回数より多く支払っていても通常はクレジット会社から返金されないケースが多い

クレジットカードで支払いを行なった場合、「支払い停止の抗弁権」という法律により、支払いを止めることができる可能性があります。対象なのは、リボ払いや分割払い等2カ月以上の期間支払う方法を選択し、1回ごとの支払額が3万8000円(リボ払いの場合)以上の場合。口座から引き落とされていない段階で効力を発揮されます。
そのため、分割払いの場合、以後の引き落としは止めることが出来ても、すでに支払い済みの料金については返金を受けるのは難しいです。

クレジット分割で今後の支払いが残っている場合はクレジット会社に「支払停止抗弁所」を送付する必要がある

そして、上記の法律を適用させるためには、支払いをしているクレジット会社に「支払停止抗弁書」という書類を提出する必要があります。
この書類は、どのような契約をしていて、どのような理由で停止を申し込むか等を記載します。
この書類を提出して支払い停止を申し込むには、その前にある程度契約したサロンと交渉しなければなりません。
つまり、脱毛サロンが倒産したからといって、すぐにクレジット会社に停止を申し込めるわけではないので、注意が必要です。

支払い金額以上の施術を受けている場合は差額をクレジット会社に支払う必要がある

分割払いの場合、以後の支払いを停止させることができることをご説明しましたが、これはあくまで契約途中でサロンが倒産した場合であって、サロンからのサービスが完了しており、支払いだけが残っている場合など、支払い済みの金額よりも受けたサービスのほうが多い場合などは、この法律の対象になりません。
そのため、自分が何回サービスを受けて、何回分の支払いを終えているのか、確認する必要があります。
サロンとの契約内容を確認して、1回分の金額や、支払い内容について確認してからサロンやクレジット会社に相談しましょう。

契約中の脱毛サロンの倒産リスクを回避する方法/倒産リスクのあるサロンの特徴

脱毛サロンの倒産リスクを回避する方法1・長期間の契約はやめる

長期の契約は、一括払いだと支払金額が大きくなり、倒産した場合の負担が大きくなります。
また、分割払いにした場合も、長期契約の場合、すべてのサービスを受ける前に支払いが終わってしまう場合が多く、「支払い停止の抗弁権」が適用できなくなってしまいます。
そのようなことを避けるためにも、短期間のみの契約や、月々契約にし、倒産時のリスクを軽減するようにしましょう。
現在脱毛サロンに通っている方は、契約内容を見直してみてください。

無制限コースなど数年間に及ぶ長期契約はリスクがある

年単位でのコースは割安になっていることがあり、とてもコスパが良いように思いますが、これが大きな罠なのです。
確かに、サロンが倒産することなく、ずっと利用できるのであればとてもお得です。
しかし、脱毛サロンも会社です。倒産の可能性はどんな脱毛サロンにもあります。
年単位で契約してしまうと、一回に払う金額が大きくなってしまい、倒産時のリスクが大きくなってしまいます。
また、通い放題などのサービスを契約した場合、期間的にはそれほど通っていなくても、通った回数などから、倒産しても全額の支払いをしなければならなくなく可能性が高いです。
そのため、割安感に惑わされることなく、リスクも考えて、契約内容を選ぶようにしましょう。

長期コースの方が料金が安くコスパが良いが一括払いではなくクレジットやローンの分割払いの方が安心

上記で、長期契約よりも短期契約のほうがリスクが低いと説明しましたが、やはり長期契約のほうが割安というのはどうしても魅力に感じてしまいますよね。
そのため、どうしても長期コースで契約したいという方は、支払いを一括ではなく、分割払いや、ローン払いにするようにしましょう。
そうすることで、もしその脱毛サロンが倒産してしまった場合には「支払い停止の抗弁権」を適用し、残りの支払いを停止できる可能性があるからです。

脱毛サロンの倒産リスクを回避する方法2・一括払いなど金額を先払いしない

前述しましたように、一括払いというのは、とてもリスクの高い支払い方法です。
「どうせ支払うなら一括で」と思ってしまう気持ちはわかりますが、リスクを考えると、多少手間でも分割払いにしたほうが安心です。
そして、サロンによっては『一括払いだと○○な特典が!』など、一括払いを推奨してくるサロンもありますが、決して乗ってはいけません。
契約書にサインする前に、一度深呼吸して、冷静に考えてからサインするようにしましょう。

月額払いや都度払いは割高になることもあるが安心

都度払いや月額払いだと、どうしても『面倒』とか『割高になる』などと考えてしまいますが、後々のリスクを考えると、大したデメリットではありません。
サービスに不満があるときはサッと解約できますし、倒産時のリスクもありません。
サロンに行くたびに支払うのは面倒くさいという方は、月額払いにするのがおすすめです。
しかし、なかには月額払いと言っておきながら、契約書には年単位契約の分割払いとなっているような詐欺まがいの脱毛サロンもあるため、必ず口頭の説明だけでなく、契約書の内容をすべて確認するようにしましょう。

倒産リスクのある脱毛サロンの特徴1・相場より異常な低価格

脱毛サロンによっては、年単位の契約や一括払いしかない代わりに、破格の値段で契約できるようなサロンもあります。
パッと見はとてもお得なように感じてしまいますが、このようなサロンは、倒産時に分割払いによる「支払い停止の抗弁権」を行使されるのを嫌がっていたり、持ち逃げをするつもりのサロンが多いです。
安い脱毛サロンを見つけた時は、そのサロンがどんな会社なのか、いつから開業しているのか、評判はどうなのかなどを確認しましょう。

倒産リスクのある脱毛サロンの特徴2・スタッフの入れ替わりが激しい

現在脱毛サロンに通っている方は、スタッフの様子を見ることで、そのサロンの経営状態を確認することができます。
サロンに行くたびに受付の人や対応スタッフが異なったり、施行スタッフを指名できないなどの状況の場合は、所属する従業員が安定しておらず、スタッフの入れ替わりが激しい可能性が高いです。
そのような場合は、給料が低いなど会社からの待遇が悪かったり、就労環境が劣悪だったりして離職率が高くなっており、倒産のリスクが高い会社と言えるでしょう。

倒産リスクのある脱毛サロンの特徴3・店内の清掃や備品の設置が不十分、顧客サービスが悪い

また、店内の様子からも、経営状況がわかることがあります。
例えば、店内が整理整頓されておらず、汚かったり散らかったりしている場合は、清掃や整頓をするだけの人手が無かったり、清掃業者に頼む余裕がない可能性があります。
一昔前の機器を使っているなどしている場合は、新しい機器を買う余裕がないと見ていいでしょう。
そのように、人手や機器の購入をするだけの余裕もないサロンは、かなり経営が厳しいと思った方が良いです。
もちろん、そのようなサロンは倒産のリスクが高いので、要注意です。

倒産リスクのある脱毛サロンの特徴4・大型契約や長期契約の勧誘が過剰

サロンに相談に行ったり問い合わせをするときに、異様に大型の契約をしようと押してきたり、長期契約を結ばせようとしてくるサロンは要注意です。
そのようなサロンは、今すぐにでも大型の契約を取って、お金を得たいという経営難のサロンの可能性が高いです。
そして、相談や問い合わせをしただけなのに、異常なほど契約を結ばせようとしてくるような脱毛サロンは、要注意を通り越して、危険と言えるでしょう。
そのようなサロンは、契約後も、あれやこれやとオプションを付けさせようとしてくることが大半です。
口車に乗せられないように十分注意しましょう。

倒産リスクのある脱毛サロンの特徴5・店舗数が少ない小規模な店舗

店舗数が少ないサロンや、狭い地域でしか展開していないような小規模なサロンの場合、倒産などのトラブルの場合、まともな補償が出来ない(無い)場合が多く、倒産時の現在の経営はどうであれ、倒産時のリスクが高いと言えるでしょう。
近所によさそうなサロンが出来た場合は、まずはそのサロンがどのような会社のサロンなのかを確認して、いざという時の補償はどうなっているのかなどを慎重に確認しましょう。
出店舗数は少なくても、実は経営会社は大手のしっかりとした会社だということもあるので、まずは確認!

倒産リスクのある脱毛サロンの特徴6・個人経営でエステ協会に未加入

これも上と同じです。
特に個人経営だと、持ち逃げというリスクが極端に高くなります。
個人経営だと、倒産などのトラブル時の補償は残念ながら皆無と考えた方がいいでしょう。
感じが良い、腕が良いなど、個人経営のサロンに通いたいと思ったときは、契約前に、いざという時の補償がどうなっているかなどを確認し、契約時にも書面で確認しましょう。
そして、個人経営の脱毛サロンの場合、協会に加入しているのかが信頼度のカギになります。
協会に加入しているということは、身元がはっきりしているということで、いざという時も協会から補償が出る可能性もあります。
個人経営の場合、協会に加入しているかどうか、どこの協会に加入しているのかなど、信頼できるサロンかどうか確認しましょう。

倒産に巻き込まれた時の対処法は?脱毛サロンが突然倒産したときはどうすればいい?

脱毛サロンが倒産した時の対処法1・消費生活センターに相談する

サロンが倒産したり、何かトラブルがあった場合には、消費生活センターに電話して相談しましょう。
消費生活センターは、商品やサービスなど消費生活全般に関しての苦情や問い合わせなどの消費者からの相談を、専門の相談員が受付け、公正な立場で処理にあたる機関です。
まずはここに相談して、どのように対処すればいいのかを相談しましょう。
ただ、弁護士などの法律の専門家ではないので、細かな指示などは受けることはできませんが、誰に相談すればいいのかや、今後どのように行動していけばいいのかなどの流れを相談することはできます。

消費者ホットライン「188」とは

消費者ホットラインは、「誰もがアクセスしやすい相談窓口」として開設されました。
これは全国共通の番号で、携帯電話からもで、固定電話からでも同じ「188」に掛けることでつながります。
全国統一番号で掛けやすいのですが、通話料が掛かるのでその点は注意が必要です。

国民生活センター 平日バックアップ相談とは

「188」に電話した際に、消費生活センター等の電話がつながらない場合、国民生活センターの「平日バックアップ相談」の電話番号がアナウンスされます。
平日バックアップ相談の番号は「03-3446-1623」です。
平日、188につながらない場合は、こちらの番号にかけてください。

国民生活センター 休日相談とは

土日祝日の10時~16時の間、都道府県や市区町村の消費生活センターが開所していない場合は、国民生活センターが、消費者ホットライン(188)にて相談を受け付けています。
この場合、原則即日回答となっていますが、内容や状況によっては、後日消費生活センターへ掛け直す必要がある場合もあります。

各都道府県ごとに消費生活センターが設置されています

各都道府県別の消費生活センターはこちら

脱毛サロンが倒産した時の対処法2・AEAエステティック相談センターに相談する

2006年6月に設置され、一般社団法人日本エステティック振興協議会によって運営されてきた「エステティック消費者相談センター」は、消費者だけでなくエステティックに関する幅広い相談に対応するため、2015年4月からにAEAに運営が移され、「AEAエステティック相談センター」としてスタートしています。
ここではエステティックの契約やサービスに関わるトラブル、疑問などの助言や情報提供をしてもらうことができるので、専門的な相談がしたい場合は、こちらに相談するのがオススメ。

美容ライト脱毛相談室とは

一般社団法人日本エステティック工業会は、美容ライト脱毛に対する相談に特化した美容ライト脱毛相談室を2011年7月に開設し、相談の受付を開始しました。
美容ライト脱毛相談室は、AEAエステティック相談センターやエステティック協会消費者相談窓口との連携を深めて適切な助言や情報提供を行なっています。
こちらはより専門的な相談室になっているので、ライト脱毛を利用してトラブルになった場合は、こちらの窓口がオススメ。

脱毛サロンが倒産した時の対処法3・クレジットやローンで分割払いをしている場合は分割払いの停止をする

通っている脱毛サロンが倒産した場合は、脱毛サロンと補償の交渉をした後、クレジット会社に「支払停止抗弁書」を提出し「支払い停止の抗弁権」を行使しましょう。
そうしないと、倒産したサロンに料金を払い続けることになってしまいます。
ただし、この権利を行使するためには、ある程度サロン側と交渉してからでないと申請できないため、注意が必要です。
そして、行使するためには色々な条件があるので、消費生活センターや、専用の相談窓口に相談しましょう。

支払停止等の抗弁って何?

支払停止等の抗弁とは、何かしらの商品やサービスを受ける際、サービスや商品に問題があるにも関わらず、会社側が対応してくれない場合などに行使できる権利で、分割払いにしている場合に、まだ払っていない分の支払いを停止することができます。

支払停止等の抗弁の内容に関する書面はクレジット会社の支店や営業所窓口に備えてあります

クレジット会社に提出する「支払停止抗弁書」はクレジット会社によって書式が異なるので、上記のようなトラブルが起きた場合は、クレジット会社に相談しましょう。
書き方なども、クレジット会社に相談すると、細かく教えてもらうことができるので、まずはクレジット会社に連絡しましょう。

支払停止等の抗弁の内容に関する書面の書き方はこちら

支払停止等の抗弁の内容に関する書面の書き方はこちら

脱毛サロンの倒産に関するまとめ

脱毛サロンの倒産について説明しました。
意外と消費者の負担リスクが高いことが分かりますね。
サロンの対応や経営方法でもリスクの大きさが異なります。
そして、もしサロンが倒産した場合も、その後の対応によって負担の大きさが変わってきます。
契約するときは、どのような契約内容なのか、どのような補償内容になっているかを確認し、今サロンに通っている方は、現在どのような契約になっており、サロンの経営状況はどうなっているのかを見極め、少しでもリスクを減らせるようにしましょう。
年々、脱毛に対する関心が高まっており、その分、悪質な脱毛サロンも増えています。
通おうとしているサロンがどのようなサロンなのか、信頼できるサロンなのか、サービスに見合った料金なのかなど、冷静に判断してから契約するようにしましょう。